再開
お久しぶりです。
ブログを更新しようしようと思っていて、ネットがないことを言い訳になかなか出来ず・・・前回からだいぶ間が空いてしまいました。
もうやめようかなーとも思ってたのだけど、やっぱり毎日色々なことがあって感じることが多く、時間がたつとどうしても忘れてしまい、日々がただ流れていってしまうみたいで、自分の防備録として書いておこうというのが一つ。
もう一つは、昨年私がやっていた緑のふるさと協力隊が存続の危機にあるという話を聞き、自分の体験談が協力隊や農山村へ関心をもってもらうきっかけ作りの一助になれれば、と思い再開しました。
とはいえ続かないと意味がないので、ゆるーく随時更新したいと思います笑
さて、あっという間に9月下旬。朝と夜は涼しい、というか薄ら寒い。
こっちにきて残暑らしい残暑がないので暑いの苦手な私にとっては快適~その分秋も長いような気がします。
私の住む泰阜村ではここ数年、ひとねる大学という事業を進めています。
「ひとねる」とはこちらの方言で「育てる」という意味で、学生が村に通い村民と一緒に汗をかきながら村を学び、村も活力を得るというコンセプトで行われています。
8月には立教大のインターシップ生、先週はファミリービレッジとここ最近賑やか!
人口1700人を切るこの小さな村が学びのフィールドとなり、多くの現役大学生がやって来るのです。
村に来て2年目の私は完全な「受け入れ側」となり、去年と違う見方、感じ方をしています。
それは、受け入れ側の“大変さと嬉しさ”
外から人を受け入れるにあたっての段取り、準備、片付け。時間と体力、そして最も表に出さない金銭面の負担。
特に私は今回、立教大の学生を1週間以上自宅に泊めて、正直心身ともに大変でした。
けれども、村のことを好きになってくれて、「地元より泰阜の方が故郷って感じがする。また来たい。」と言ってくれたその一言だけで、大変さも吹っ飛んで、
あーヨソモノを受け入れる村の人達ってこういう気持ちなのかもなぁと思ったり。本当にまた来てくれるかは別としても。
去年村に来たとき、大自然の風景や生活の違いとか、びっくりすることはたくさんあったけど、何より村の人達の温かさに驚きました。
任期1年で帰ってしまうかもしれない見ず知らずの若者に、なぜここまで優しくしてくれるのか、丁寧に教えてくれるのか。親切以上の愛情を受けて、都会にない心の広さというか価値観の違いに驚きました。
今もそれは健在で、ファミリービレッジのような大きなイベントも、日頃の飲み会の場やお宅に招いてくれる時でも、相手への気遣いやおもてなしをしようとする気持ちは変わらないと思うから、改めて日々お世話になってる皆さんに改めて感謝したいと思う今日この頃です。
いや、それにしても行事やイベントを迎える度に思う。1年はやい。もう1年か(*_*
6月からの思い出
撮影で初めての消防大会
雨上がりのササユリ
白いアジサイ、お店のレトロ感!
おばあちゃんの集まり「お元気さん」で柏餅づくり
餅を蒸してから包むのとあんこを包んでから蒸す方法、家庭によって違うよう。モチモチ感も違う!
小学校の音楽会
子供の数が少ないから皆が目立って主役になれる^^
今年もアジサイきれいだったー
あじさいウォーキング、去年は地区のお手伝いだったけど、今年は撮影で全体をまわれた♪
仲間たちとやってる畑で収穫たくさーん
村民夏まつり
金野の蓮池
温田のくれ木踊り
大畑のお祭り
今年は行けた!
教えていただいたナツズイセン!お花が好きな奥さん、家の周りに草花がいっぱい。
牛をやってるお宅で冬の餌を作る「サイロ詰め」のお手伝い。
まずトウモロコシをビーバーで刈り取る。
餌用のトウモロコシ。食品サンプルみたいに実が固くて、背丈も3メートル以上ある!
軽トラの容量を軽くオーバー笑。はみ出し過ぎて助手席に乗るのも一苦労。
餌はこのサイロの中に保管する
機械にトウモロコシを通して粉砕する。ものすごい音と勢いでカスが飛んでくる!
カスが溜まってきたら人間の足で踏んで、酸素を抜く。
こんもり積んだら空気が入らないように専用のビニールをかける。
これ一つとミニサイズ一つを作るのに5人で1日かかった・・家族だけでやるの大変だー
牛さんたちは牧場に出荷され、将来はA5ランク和牛になる!
それにしても、協力隊の時より労働した気がする・・
お昼も夜もご馳走になり、一家で畜産を続けてきた歴史の話とか色々聞けて楽しい一日でした^^