元・緑のふるさと協力隊@やすおか

23期緑のふるさと協力隊として東京から長野県泰阜村にやってきました。日々感じたことを発信していきます。

おわりのはじまり。

ご無沙汰しています!

3月のことを何も書かないまま、あっというまに4月。

1、2週目は送別会ラッシュや挨拶回りと活動のまとめ作業でバタバタして、中旬から総括研修で東京へ行って、そのまま10日ほど滞在してから村に一瞬戻って来て、束の間のリフレッシュ旅行へ行って、今週ようやく村に帰ってきました~

合間にこの記事を書いてたのですが、なかなかまとまった時間がとれず。

だいぶ遅くなったけれど、3月の振り返り↓

 

送別会を地区やサロンで開いて下さりたくさんの方が来てくれて、

1年住民として受け入れてくれた高町の皆さんからはステキなプレゼントまで(´;ω;`)

各お宅から丁寧に手書きのメッセージが書かれていて、本当に最後まで温かさが沁みました。

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高町と同じくらいお世話になった稲伏戸では送別会じゃなくて、激励会!!さすが!

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「最初に会った時に野菜が嫌い、虫が苦手と言っていて、この子帰っちゃうんじゃないかと思った。」と言われたけれど、振り返っても帰りたいと思ったことは1度もなかった。

サロンで毎週お世話になっている方からは、最後に「かまちゃん1年で変わったもんね」と言われて泣きそうになりました。

最後の数日は挨拶廻り強化期間にして、訪問先のお宅を巡って写真やお手紙、くるみ入りクッキー(夜な夜なクッキー屋になってた)をプレゼント♡

 

そして、活動のまとめとして地味に進めてきた冊子作りが終了!

東京から帰ってきたら、印刷が出来上がって完成品が届いていました。

タイトルは「記憶ーあの日、あの時ー」

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訪問活動を通して知り合ったお年寄りの皆さんから、戦争時代の体験談を聞かせてもらい、文章にまとめたものです。

日々おじいちゃんおばあちゃんから聞く昔話は面白くて貴重なものばかりで、自分の中だけでとどめておくのはもったいなと思ったこと。

また、私は泰阜村に来て初めて満蒙開拓のことを知り、以前から戦争のことに関心が高かったこともあって、村に足跡を残すかたちとしても作成に取り組みました。

昭和の戦争のことを学校やメディアで見て聞いて知っているつもりでも、平和な現代を生きているとどこか別世界のように捉えてしまっていて、日常生活の延長上にあることが考えにくいと私自身感じてます。

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やっぱり戦争の体験者から生の声を聞くことが一番だと思うけれど、戦後70年以上がたった今、体験者の高齢化で聞くことができるタイムリミットがあと数年とわずか。

私が聞き取りをできたのも、8人中戦地へ行ったのは1人だけで、あとは戦火に追われたとか戦争孤児になった話で、本格的な戦争体験記にはなりませんでした。

それでも、戦争を知らない私達に必要な「想像力」を喚起できる一助になればと思ってます。

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中身の文章を作るよりも最後の編集作業にだった💦でも役場の協力のおかげもあり、なんとか本らしい本に仕上がりました!

200部印刷して、お世話になった人や村の子ども達にも配布する予定です。

ちなみに南信州新聞と信濃毎日新聞に大きく記事を載せてもらいました~

読みたい!という方は無料でお送りいたしますのでご連絡下さい。

 

新聞と言えば、村のフォトコンテスト後期で中日新聞賞をいただき、これも記事に載せてもらいました~

f:id:mocco25:20170326222756j:plain紅葉の写真、お気に入りの1枚だったからうれしい♡

 

 そして16~19日は最後の総括研修でした!

1年を振り返っての5分スピーチをしたり、グループワークしたり、各自で派遣地の紹介ブースを作ったり・・室内に缶詰で疲れたけれど、なんだかんだで公開報告会もきちんと形になって大成功!

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 泰阜ブースはこちら。

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1年を表す書初めは「豊かさは自分の心が決める」にしました。

本当の豊かさとは?を知りたいこともあって参加した協力隊。

なかなか言葉に表しにくいけれど、泰阜の人たちと出会って、小さなことも幸せと思える、幸せを幸せを思える姿に触れ、間違いなく私の中の価値観も変わったなと思います。

去年の協力隊ほてちゃんをはじめ、ブロック研修で知り合いになった面々、泰阜ファンクラブの方や協力隊応援団として以前ハガキを下さった方、若葉でお世話になった方まで、色んな方々と会うことができて盛りだくさんでした。

協力隊になったことで縦にも横にも人の繋がりが広がって、ここが地域おこしとは違う緑~の良さだよなぁと。

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何より、同期20人全員が一人もリタイアせず卒業できて嬉しかった!

 もう20人で集まれることはないかも・・と思っても今だに連絡とってるし、実感がないけれど、同期もきっとかけがえのない宝物。

実は私、前の年の22期の追加募集のタイミングで協力隊のことを知って、その時は仕事のタイミングで応募はしなかったのだけど、もしあの時応募していたら、23期の皆と同期になれなかったし、泰阜にも派遣されてなかっただろうなーと。

そう考えると縁って不思議だなと思います。

 

疲れが溜まっていたのと終わってほっとしたせいか、研修の最終日に体調を崩し、実家に帰ったら39度の熱が出て、同期の打ち上げに参加できなかったことだけが心残り(*_*)

次の日からも東京の友達と会う予定がぎっしりだったのにキャンセル続き💦

それでも予定組み直してくれたり、時間作ってわざわざ顔を見に来てくれる子もいたり、その気持ちだけでも嬉しかった。

そして、熱が上がったときにすぐバファリンを買いに行ってくれた母親の愛情も感じたり、やっぱりどこへ行っても自分の生まれ故郷はココなんだなと思いました。

東京に来れば人の波に乗って早く歩ける自分もいて。笑

ただ、東京は買い物や遊びに行くには良いけど暮らす場所じゃないと以前にも増し感じるようになり、でも一方で、田舎より都市部の方がモノを選ぶにも人生の選択肢も広いのかなーとも思ったり。

なんだか感じるところは色々ですが、この1年築いた関係を終わらせるのはもったいないと思い、村に残ることにしました。

このまま永住するか分からないし、今度は協力隊ではない立場からまた違う景色が見えてくるから、また来年の今頃には気持ちも変わってるのかなー変わってないのかなーとも思ってます。でも、泰阜村に住み続けたいと思う今の気持ちを大切にしたいです。

協力隊として過ごした日々は、同期の言葉を借りれば「長い夢を見ていたような1年」で、今まで知らなかった世界を見て、たくさんの人達と出会って本当に濃い時間でした。

毎日初めてのことだらけで喜怒哀楽の感情が短いスパンで押し寄せてきて、人生の何年か分がギュッと凝縮されているような。

特に人生の先輩たちの話を聞いていると皆それぞれ物語があって平凡な人生ってないんだなと感じました。生き方に決まった型はないし、人生って思い通りにいかなくて何が起きるか分からないけれど、それでもこれからどんな未来が待っているか楽しみ!と思えるようになったのも一つの収穫です。

あのとき、東京で会社員生活を送りながらモヤモヤしていた自分が、緑のふるさと協力隊のことを知って今やりたいことはこれだ!と思った直感は間違っていなかった。

協力隊になって、同期と出会って、泰阜に来れて本当によかった。今心からそう思えます。

今日から4月、また新生活のはじまり。

泰阜は今朝も雪がちらつくほどまだ寒いけれど、わくわくしてます♪

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このブログもこれで最後となります。

1年間拙い文章にも関わらず読んでくださった皆さんありがとうございました^^

人伝で村外の遠くからも読んでくれていたという話を耳にして、すごく励みになりました!

 

最後は同期みんなで作ったメッセージで締めくくりたいと思います。

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【ありがとうございました これからがはじまり】