三耕地老人クラブ
南でフクジュソウが咲いているらしいと聞いていたけれど、洗濯物を干していたら、我が家の庭にも咲き始めているのを発見しました!
名前は知っていたけれど、見るの初めてだ~
まだ寒いのに咲くなんて、季節は進んでるんだなぁ。
そして、冬に咲く花があるとは!
こないだもロウバイとか、名前分からないけどおばあちゃん宅で小さなピンク色の花が咲いてるのを見つけたし、やっぱり泰阜は花でいっぱいの村°˖✧🌹
さて、この週末は協力隊報告会に向けて準備で真っ只中で、活動を振り返るために写真を見たりブログや活動レポートを読んでいました。
過去に自分が書いたのを読み返すのってあんまり好きじゃないのだけど、その時感じていたことを思い出したり、ついこないだと思ってたことが半年近く前で時の流れの早さに驚いたり。
本当に4月から色んなことを経験して、ぎゅっと凝縮された1年だったなと、まだ終わってないけど、少し感慨深くなりました。
そして写真はなんと3000枚以上あったー😲
泰阜の自然は美しく、四季が流れていて、四季の合間にも自然の変化は少しずつあって、この中で過ごしてきたんだなーとしみじみ浸っております。
同時に、写っている風景がいつの間にか見慣れた風景になりつつあることに気づいて、たった1年弱住んでるだけでもそうだから、きっと何十年も村に住んでる人達が村の良さに気づけない、価値が分からないのは仕方ないかもと。
だから、報告会ではソトモノ視点からみた素敵なところをできるだけ伝えたいと思ってます。
はーそれにしても、ポイント絞って分かりやすくまとめるのって難しい。卒業したてだったらパワポ作るのも簡単なんだろうけど💦むー
でも今まとめておけば3月の総括研修で多少は楽できるはず!と信じてがんばる👊
さて、日曜日は三耕地地区の老人クラブに参加しました。
訪問先のおじいちゃん宅で回覧を見つけ、三耕地の五平餅を食べてみたいのでお願いして突撃参加させてもらいました。笑
村では地区ごとに老人クラブがあったりなかったりだけど、三耕地はほぼ強制参加なので会員は82人くらいもいるそう!
65歳以上から会員に入って、マレットゴルフ大会をやったり旅行に行ったりしていて、この五平餅会は2年に1度(かつては毎年やってた)のイベント。
お客になるのは80歳以上の皆さんで、それ以下の方はおもてなしする側になります。
会長さん曰く、「80歳になると相手にされなくなるけど、その人たちを皆で大事にしようっていう考えでやっている」とのことでした。
朝から集まって、女衆は料理の支度、男衆は炭火をおこす作業をしていました。
五平餅の棒もスギの木から手作り!
うるち米は農協で決められた数値を守って作った学校給食で使用されている高品質のもの!「こだわりのある衆で作る五平餅」だそうです^^
見事なコンビネーションで90本も五平餅が完成!
お昼近くになってからお客様が集まり、みんなで駐在員さんのお話しを聞いて、五平餅などご馳走を食べて、ビンゴゲームして、しばし談笑タイムの後解散になりました。
紅白なますに干し柿が入ってるの美味しかったなぁ♡
おもてなし隊もお客さんも男衆も女衆も、皆和気あいあいとした雰囲気で、〇〇ちゃんと下の名前で呼び合っていたり、長年築いてきた仲の良さが伝わってきました^^
「〇〇ちゃんと△△ちゃんは同じお組合(班)だけど、常会は男衆が出るから、なかなか女衆が寄り合う機会がない。昔は婦人部とかあったけどいつの間にか無くなってしまった。こういう場はお茶のみできて楽しい、サロンみたいだね。」と、いつもサロンで一緒のおばあちゃんが話してました。
泰阜は行事やイベントで人が寄り合う場所が多いと思っていたけれど、以前に比べたら少なくなっているそう。
みんなが百姓している時代から勤めに出る時代へライフスタイルが変化したから仕方ないのかもしれないけれど、
山間部でお互い助け合って生きていくことはこの村の基盤として変わらないことで、
この先形は変わっても小さな温かい集いの場って大事だよなーと思いました🌼
そうだ、五平餅をお土産にもらって帰って来たから、棒を再利用して自分で五平餅作ってみようかな(-_-)☆