23期緑のふるさと協力隊@やすおか

2016年4月、緑のふるさと協力隊として東京から長野県泰阜村(やすおかむら)にやってきました。日々感じたことを発信していきます。

秋といえば。

最近ますます秋が深まってきました、というかここ一段と寒くなってきて冬の気配。

火曜日早くもヒートテックが出動です👕

この気温差にやられてか絶賛風邪っぴきです。今からこれじゃあこの先あと何回ひくんだろ。

 

月曜日に訪問したお家で風邪をひいたって言ったら、おばあちゃんが部屋の奥から何やら大事そうな瓶を持ってきてくれました。

なんと!二ホンミツバチの蜂蜜!

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今時は西洋ミツバチのものが主流で、ニホンミツバチは手に入らないかなーり貴重らしい😲

スプーンですくったらトローリ♡キレイな色♡

蜜だけで飲むと濃過ぎるので、お湯で割っていただきました。

食べたことのない蜂蜜の甘さで売っているものと全然ちがう純正の味!本当に元気が出そう♡おばあちゃんありがとう。

 

 あっという間に10月も終わりですが、上旬のはなしを。

今年は2年に一度の村民運動会の年!で8日に予定されていたのですが、ちょうどその日の早朝から大雨で中止に💦

運動大嫌いな私は運動会の年に当たって最初はゲッ(+_+)と思っていたけど、近くなるにつれて、イベントを一つ多く体験できるラッキーな年に来れた☆と楽しみにしていた(あと、自分の種目が玉入れに決まってから気楽になった笑)のですが・・来年に延期になり残念⤵

予定外に一日空いたので、高町の子と遊ぶことに♪

蓮池を目指してサイクリング🚲途中で金野の子たちとも合流して、丘を登ったり、あちこち走り廻ってへとへと・・泰阜はアップダウンの激しい地形だからほんとにエライ。翌日はじんわり筋肉痛が~電動アシストのチャリ欲しいなぁ。

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自然いっぱいの環境で様々な遊びを考える子どもたち。見てるのおもしろい。

帰りに金野でとったばかりの柿をたくさんいただきました!

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10月に入ってからなんといっても柿祭り!

東京にいた時は柿を買って食べる事は一度もなくて、今までの人生で親しみのない果物だったけど、泰阜は村中あちこちに柿の木があるし、こちらへ来て初めて皮を剥きました。

 

ちなみに、運動会があることで今年は週末の行事がいくつも被っていて、村の皆さんは結構忙しかった模様。

翌週の15日㈯は、あいぱーく祭りで、ピザ&クレープ作り体験のお手伝いをしました♪

客足はまずまずだったけど、知ってる親子連れと触れ合えてよかった☆

こういうイベントに参加すると、4月に来た時よりも知り合いが増えてるのが実感できてうれしい.^ω^.

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合間にツリークライミングしたり、クレーン車に乗って22mの高さから地上を見下ろしたり自分も遊びながら楽しみました^^

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同じ日にやっていた農協祭にも顔出したら知ってるおばあちゃんとも会えて、餅投げならぬポケットティッシュ投げに参加♪

 

そして夜は隣の隣の阿智村へ移動し、清内路の花火を見に来ました。

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打ち上げも良かったけど、手作り花火がもう本当にすごかった!

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火花が吹き出す風車が回転したり火の噴水があったりすごい迫力。

しかも花火を作った人たちが掛け声と足踏みしながら火の中に入っていく、今までに見たことのない花火でした😲

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昼間と同じ格好で行ったら急激に温度が下がり始めて極寒。。でも3時間頑張った価値あった!

今年の花火はこれで見納めかなぁ。飯田らへんは花火屋が多いようで、夏は毎週末どこかで打ち上げている音が聞こえるほど。花火好きだから嬉しい^^

 

翌日は稲伏戸の稲刈りをお手伝い。

稲伏戸はおそらく今村の中で一番勢いがある集落で、代々協力隊がお世話になっているので私も何かあるごとに声を掛けてもらい、色々なことを体験させてもらってます♪

元気なおじちゃん達が稲若会というグループを作っていて、その活動の一つとして地区の休耕田を利用しもち米を作ってます。

夏前の草刈に続いて、今回は「はざかけ」のお手伝いをしました。

 刈った後の稲は乾燥機を使って乾かすのが今時の主流ですが、泰阜では昔ながらの自然乾燥でお米を乾かすお宅が多いようです。

村中あちこちにはざかけの風景が広がっていて、ザ・古き良き日本の田舎風景というかんじで日々癒されております♪

稲の束を7:3(←8:2とか5:5とか人によって違うらしい)に二つに分けて掛けていく作業。こうすることで、稲の間に空気が通り乾きやすくなると教えてくれました。

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単純作業の繰り返しだけど、自分が掛けた列はベテランのおじさんみたいに綺麗に並ばず意外と難しい。そしてたくさんの量を長時間やって疲れた~

掛け終わったら、上にはざかけ用の幅が狭いビニールをかけて完了。

株の根元に水が入らなければ乾かなくなることはないので、外に毎日干しっぱなしでも大丈夫らしい。

ずっと雨が降っていた時にちゃんと乾くのかなーと勝手に心配していたけど、そういう仕組みがあったとは!

乾燥させた後は、脱穀と籾摺り、精米を経て白いお米になっていきます🍚

新潟とか大規模でお米を出荷している所はコンバインで稲刈りから脱穀まで一気にやってしまうそう。

泰阜式は手はかかるけど、おてんとさまの恵みを受けて美味しいお米に仕上がるんだよーと言ってました。

今年は9月の後半から雨が続いたから、全体的に稲刈りが遅れていると言う話をよく聞きました。

改めて、自然と隣り合わせで作物をつくる大変さが分かる、だからこそ感謝していただこうと思えます◎

他所から頂いた新米はほんとーに美味しくて!白米でこんなに味の違いが分かるのかとびっくりしました。

自分が関わった田んぼのお米が届くのも今から楽しみ♪

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